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ワンポイント英語講座

2004年2月から2007年3月まで配信していたメルマガ『今週のワンポイント英語講座』を、再構成してお届けするブログです。使える英語表現、英語的雑学などを、英字新聞や洋雑誌、音楽などを素材に楽しく学びましょう。

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チャーリーとチョコレート工場

今回は映画『チャーリーとチョコレート工場』に出てくるセリフを見てみましょう。

貧乏なチャーリーでしたが幸運がめぐり、たった5人にしか当選しない“ゴールデン・チケット”が手に入りました。この“ゴールデン・チケット”は、なぞに包まれたウィリー・ウォンカ氏のチョコレート工場の見学ができるものです。

まずは、“ゴールデン・チケット”を手にしたチャーリーに対して「売ってくれ」と頼む大人二人のセリフを英語にしてみてください。

1.なあ、俺が買うよ。50ドル出して、自転車も買ってあげるよ。

2.あなたおかしいんじゃないの?(人物1に対して)私だったらそのチケットに500ドル出すわ。500ドルなら売りたいと思うでしょう、お坊っちゃん?





実際のセリフはこうなっています。

1. Listen, I'll buy it from you. I'll give you $50 and a new bicycle.

2. Are you crazy? I'd give him $500 for that ticket. You want to sell me your ticket for $500, young man?

"Listen."というのは、相手に自分の話を良く聞いて欲しいときの決まり文句です。日常生活ではよく使われる英語です。

"I'd give him $500 for that ticket."というのは、人物1に言っているセリフです。"I'd...."というのは"I would ...."の省略で、「私だったら」という仮定を表しています。この表現も、日常でとてもよく使われます。

"I would say she is 25 to 30 years old."
「そうだねぇ、彼女は25~30歳といったところかな」

ちなみに、DVDの字幕ではこうなっています。

1.売ってくれ。50ドルと自転車では?

2.あら、こっちは500ドル出すわ。500ドルならいい?

字幕は1秒4文字、しかもぱっと見で意味を伝えないといけません。そのため、ここまですっきりとさせるのですね。

ついでに、この二人の態度を見たお店のおじさんのセリフを、字幕翻訳家になったつもりで訳していただきましょうか。

That's enough of that. Leave the kid alone.
Listen. Don't let anyone have it. Take it straight home, you understand?

最初の行は二人に向けて、次の行はチャーリーに向けて言っています。先に英語の解説をしておきましょう。

"That's enough."で「もう十分だよ」、"leave + 人 + alone"で「(人)を放っておく」、どちらも本当に良く使われる日常表現です。
"let + 人 + 動詞の原形"は「(人)に(動詞)させる」という意味ですが、これも日常に役に立ちますね。"I'll let you go."というのは、電話で長くなってしまったかなと思った時などに使える表現です。

さて、字幕に戻りましょう。DVDでは、このようになっています。

その子に構うな!
誰にも売っちゃダメだ。大事に持ってお帰り。

1秒4文字、ぱっと見てすぐに意味がわかる、この原則にそって良い字幕を考えることができましたか?

このように、映画一つ題材にするだけで、いろいろな角度から学習することができます。映画は、特に日常英会話を覚えたい方にはとても良い教材になります。字幕翻訳については日本語の力も必要
ですが、いかに捨てていかに凝縮した日本語で表すかを考えるのも楽しいですよ。ぜひ挑戦してみてください。Good luck!

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テーマ: 英語・英会話学習 - ジャンル:学校・教育

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